葬儀信託とは?

葬儀信託とは、ご自身の葬儀内容をオーダーメイドし、将来必要な葬儀費用をすべて預けておける生前契約プランです。

複数の企業や銀行などで、この葬儀信託(または葬祭信託)が設立されています。

葬儀信託は新しいサービスであるため、各社のサービス詳細は異なります。
共通したサービス内容としては、信託会社に葬儀費用を預け、契約通りご葬儀が行われるかを専門家が監視し、葬儀後に信託会社から葬儀社へ費用が支払われるというものになります。

自分の口座として金銭を管理し、自分亡き後には葬儀費用を自動的に支払ってくれるため、身寄りのない高齢の方や、葬儀費用でご家族に迷惑をかけたくない方などから評価を得ています。

葬儀信託はこんな方におすすめです。

葬儀信託がおすすめな方:

  • 身寄りがなく自分の葬儀が心配な方
  • 家族に生前の想いを伝えたい方
  • 希望を反映したお葬式で送られたい方
  • 葬儀費用の支払いで家族に負担をかけたくない方

葬儀信託のメリットは?

メリット1:お葬儀費用をご自身で決め、事前に預けておくことができる

ご自身が健康なうちに、ご自身のお葬儀のスタイルや規模、それにともなう費用を決め、お葬儀費用として事前に預けておくことができます。

メリット2:自分亡き後でも、葬儀代金を自動的に支払ってもらえる

故人名義の預貯金は死亡と同時に凍結されて引き出すことが難しくなりますが、このお預かりした「お葬儀費用(委託金)」はすぐにお葬儀費用のお支払いに充当することが出来ますのでご家族も安心です。

メリット3:契約者本人の名義で預けているため、葬儀社の経営状態に左右されない

預けた葬儀費用(委託金)は、通常預金と分別管理されます。万一葬儀社が倒産したとしても、預けたお金は手元に戻ります。

葬儀信託に対応している銀行・会社

オリックス銀行

きらぼし銀行

・くらしの友

・公益社 安心の葬祭信託<そなえ>