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INTERVIEW

家族信託コンサルタントが描く「安心」の未来 | 仕事内容や業務スケジュール

家族信託コンサルタントが描く「安心」の未来 | 仕事内容や業務スケジュール

私たちトリニティ・テクノロジー株式会社(以下、トリニティ)は、「おやとこ」を中心としたサービスの提供を通じてお客様の課題を解決し、“「ずっと安心」の世界を作る”ことをミッションに活動しています。

高齢化社会が進む中で、老後の「安心」を用意しておきたいとお考えのお客様一人ひとりに寄り添い、個別の事情をお伺いしながら最適なご提案をするのが「家族信託コンサルタント」の役割です。

家族信託は非常に複雑な制度であり、単なる金融商品とは性質が異なります。
そのため、特に家族信託関係の業務経験が無い方からすると「家族信託コンサルタント」がどんな仕事なのか、具体的にイメージしづらいかもしれません。

「お客様と接していくうちに、家族信託コンサルタントの業務の幅広さとやりがい、そして未来に広がっていく大きな可能性を体感した」という声もよく耳にします。

今回は、2018年にトリニティに入社し家族信託コンサルタントとして活躍後、現在は当社の法務部に所属している浅沼礼奈さんにお話を伺いました。

浅沼さんのイメージ

もともと司法書士事務所で働いていた浅沼さんが、なぜ家族信託コンサルタントの道を選んだのか?

その理由や、実際に現場で働いていた時の印象・会社全体を俯瞰したときの展望なども詳しくお話いただきました。

トリニティへの入社を決めたきっかけは?

入社前のキャリア

司法書士資格を取得後、5名ほどが在籍する小規模な司法書士事務所にて12年働いていました。

司法書士事務所では登記手続きを専門にしており、不動産の売買や会社設立などの書類作りがメインの業務でしたね。

12年間の経験の中で、登記業務から学ぶべきことは学びきった。そう感じていた私は、新しい分野に挑んでみたいという思いを強くしていきました。

そんな時期に、ちょうど司法書士の業界内でも注目され始めていたのが家族信託です。

「家族信託」に注目し始めた理由

家族信託は2007年9月30日に施行された改正信託法により、全く新しい財産管理の仕組みとして登場した制度です。

認知症による資産凍結問題がメディアで取り上げられ始めた2014年頃から次第に普及し始めたものの、当時は士業の中でもあまり認知されていない制度だったように思います。

介護保険法が改正された2017年頃から、国全体の取り組みとして認知症施策への関心が高まりました。

当時の司法書士会でも家族信託の研修が徐々に始まっていたので、そういった研修を受講したり、本を読んだりしながら、個人的に勉強をしていましたね。

家族信託については当初「難しそうだけど楽しそう」という印象でした。

5年後、10年後を考えた時に確実に発展していく領域だと感じていましたね。

将来のキャリアを見据えた転職の決断

私が在籍していた司法書士事務所は居心地もよかったですし、日々充実した仕事をしていました。

ただ、先のキャリアを考えるのなら転職すべきかもしれないという考えはずっと頭にありました。

そんな折、司法書士の同期会でトリニティの代表取締役である磨と再会しました。

たまたまですが、自分でも初めて家族信託の案件を受任し、試行錯誤しながら進めている時だったので、磨から直接話を聞けたのは本当に大きかったと思います。

その後、磨から誘いを受けトリニティで家族信託の勉強をする機会をいただきました。

あらためて家族信託の今後の可能性や案件のやりがいを体感し「トリニティで新たなチャレンジをしてみたい!」と強く思いました。

「トリニティで私にできることはありますか?」と磨さんに尋ねた時「いっぱいあるよ!」と笑顔で即答してくれたことを今でもよく覚えています。

転職に向けて、もはや迷いはありませんでした。

家族信託コンサルタントとしてのキャリアや業務内容

家族信託コンサルタントとしてのキャリアパス

トリニティに入社してから、最初はとにかく勉強の連続でした。

お客様一人ひとりに合った適切なご提案をするためには、信託法はもちろんのこと、保険などの金融商品や不動産・税務など幅広い周辺業務の知識が求められます。

トリニティでは入社後、まずは社内勉強会などを通じて必要な知識を身につけつつ、案件に同席して経験値を増やしていきます。

具体的なキャリアパスとしては、以下の通りです。

家族信託コンサルタントとしてのキャリアパスのイメージ

エキスパートとして難度の高い案件をこなしたり、マネジメント業務を担うようになると、その分報酬も増えていきます。

アソシエイトの間は、社内での勉強会で必要な知識の習得、フロントの案件に同席して分からない単語があれば調べたり・・・といった作業がとても重要です。

「大変そう」と思われるかもしれませんが、メンバー同士がサポートし合う環境が整っていて、社内の教育体制も非常に充実しているなという安心感がありました。

家族信託コンサルタントに求められる「仕事」

私がアソシエイトだったときは、特に税務関係の知識を習得するのが大変だと感じていました。

なぜかというと、信託契約の締結にあたって、非常に多くの税金が関係してくるからです。

どの財産を誰に預けるのかを決めるだけでも

「とにかく相続税を減らして、家族の負担を少なくしたい」

「とにかく家族が納得できるような財産配分をしたい」

「お世話になった身内に特に多く還元出来るように計らいたい」

など、案件ごとにお客様のご要望は大きく異なります。

また、財産を預けようと決めた方に万が一のことがあった際の対処も考えておく必要があります。

家族信託だけでは解決できないときは、保険や税理士とも連携をとり、お客様の課題を最も適切に解決できるプランを模索します。

フロントデビューしたあとも毎日が勉強ですし、頭を悩ませることも多々ありますが、案件が終わったときのお客様の笑顔を見ると本当にうれしくなります。

私たちは「おやとこ」というサービスを扱っていますが、会社のミッションにもある通り、お客様に提供したいことは何よりも「安心」です。

売上目標やKPIはありますが、お客様に無理やり売るようなことは一切しません。

トリニティに入社すると

「お客様に知識を押し付けるセミナーではなく、しっかりと話を聴いて課題を解決するコンサルが私たちの仕事」

というようなことをよく言われます。

実際に、お客様のお困りごとによっては家族信託をおすすめせず、遺言や任意後見の利用をご提案することもありますね。

トリニティのお客様は金融機関や税理士からの紹介のほか、インターネットを検索してホームページから直接相談される方が大半です。

これから老後を迎える父母を心配しているお子さんからの問い合わせが特に多く、皆さま「両親を安心させてあげたい」という思いでご連絡をくださいます。

家族間の信頼があり、かつ情報リテラシーにも強い方が多いので、お客様はどなたもお人柄のよい方ばかりです。

トリニティに相談くださった背景にある思いをしっかりとヒアリングし、家族信託を通じて「安心」の未来を示すのが私たちの仕事なのです。

家族信託コンサルタントの業務スケジュール

家族信託コンサルタントがどういう仕事をしているのか、実態がイメージできないという方も多いので、具体的な業務スケジュールについてもお話できればと思います。

案件ごとの業務スケジュールは、以下の通りです。

案件ごとの業務スケジュールのイメージ

1案件に平均2ヶ月程度かかりますが、早ければ1ヶ月で終わることもあります。

逆に複雑な案件であれば、2ヶ月以上時間を要することもあります。

現在第一線で働いている他の家族信託コンサルタントにも確認してみましたところ、約15〜20件程度の案件を同時並行で進めているということでした。

イメージとしては月5〜6件はクロージングしていく流れですね。

このように業務の流れを可視化すると、思ったよりも面談回数が少ないと感じる人もいるかも知れません。

その分、面談の都度お客様の話を丁寧にヒアリングするよう意識しており、メールでも密に連絡をとりあっています。

トリニティの社内の雰囲気や業務のしやすさ

社内では、毎週こまめにチームミーティングを行っていますし、社内チャットツールでも密にやりとりができるので、周囲にアドバイスを求めやすい環境だと思います。

案件によっては対応に迷うこともあるかもしれませんが、勉強会など互いに学び合える場も多く、迷いや不安があったら、一人で抱え込まず気軽に相談し一緒に解決策を見つけようとしてくれる仲間たちがいます。

私たちミッションは“「ずっと安心」の世界をつくる”こと。

その思いに共感した人が集まっているからか、メンバー同士の交流も活発ですし、家族信託未経験でも安心して飛び込める環境が整っていると思います。

メンバーの平均年齢は30代前半で、全体的に若く勢いのある会社です。

男女比は7:3くらいですが、特に性別による違いは感じません。

時差出勤がありますので、朝8時から11時の間での自由出社ですし、リモートワークにもしっかり対応しているので、柔軟な働き方も可能な職場だと思います。

トリニティのこれから:未来のメンバーに向けて

代表の磨もいつもワクワクしていて、明るい方です。

彼と話していると、「これからトリニティはどんどん伸びていくんだろうな」という未来を感じますね。

実際私が入社した頃と比べると、今トリニティはどんどん成長を続けていて、中途の方もたくさん増えてきています。

金融や保険業界での経験者の方も割合が増え、多彩なプロフェッショナルの方々と一緒に働くことで日々刺激をもらっています。

おやとこだけではなく、家族信託・相続等を中心とした資産家・経営者をサポートする専門家たちのコミュニティプラットフォーム「TRINITY LABO.」も展開しています。

積極的に手を挙げていけば、今後新規事業の立ち上げに関われるチャンスもあることでしょう。

家族信託は、これから確実に需要が増えていく領域です。

解決できる課題の範囲も広く、多くのお客様に「安心」をお届けできるサービスだと確信しています。

勉強は大変ですが、その分やりがいも喜びの瞬間も沢山あります。

“「ずっと安心」の世界”をつくっていく仲間との新しい出会いが今からとても楽しみです。