この記事では、おやとこを実際にご利用になったお客様・高橋様(仮名)の事例を、インタビューを通してご紹介いたします。
目次
家族信託を検討するきっかけ
弊社に資料請求いただいたときの状況を教えていただけますでしょうか?
奈々様(ご長女):ネットで色々調べて、一番上に出てきたのがおやとこだったんです。
家族信託の契約件数No.1ということで実績もあったので、間違いないだろうと思ってサイトを見て、資料請求しました。
YouTubeの動画もたくさんあって分かりやすかったですし。
ネットでお調べになったんですね。
奈々様:元々口座凍結の話を聞いたことがあったので、成年後見制度と家族信託の違いをネットやYouTube、それにChatGPTでも調べたのですが、結構悩みましたね。
最終的には父とも話して、家族信託で進めることにしました。
いつから家族信託を検討されたのでしょうか?
聡様(ご長男):父が要介護1なんですけど、日々心配なことが多くなっていたので、早くしないと、という焦りがありました。
最初は専門家に相談したら費用がかかると思ったので、父に自分で遺言書を書いてもらおうと思ったんです。
でも、「父が自分で書かなければならない」「どのくらいの長さを書けばいいのかもわからない」といった具体的なハードルの高さを感じました。
また、自分たちだけで作った遺言書では無効になるかもしれないし、生前の対策にはならないと聞いて、他の方法を検討し始めました。
そこで、ネットで色々調べているうちに、家族信託を見つけました。
家族信託と成年後見制度を比較検討された結果、家族信託を選ばれた理由を教えてください。
奈々様:ネットの動画で、成年後見制度は資産を守ることが重視され、本人の希望通りにお金を使えない場合もあると知りました。
例えば、父が「アイスを食べたい」と言っても、資産が減ることを理由に許されない場合もあると聞いて、それでは本人のために使えないとなると本末転倒かなと思いました。
また任意後見制度も、結局裁判所を通さないといけないのが私たちにとっては無駄だと感じて、家族の問題は家族内で完結できればいいなと思ったんです。
それなら、うちは家族信託が合ってるのかなと思いました。
おやとこを選んだ決め手
お問い合わせ後、弊社で家族信託のサポートをお任せいただいた決め手どこでしたか?
奈々様:電話での説明がとても丁寧で、質問にも的確に答えてくれたので、安心感がありました。
ただ、実際お会いするまでは、少し疑っていたんです(笑)。
聡様:でも、担当の深澤さん(担当コンサルタント)が現れた瞬間に、その佇まいを見て、もう大丈夫だと思いました。
そのあと、深澤さんから家族信託の説明を聞いて、納得して安心してお任せできました。
実際に手続きを進めていく中で、大変だったことはありましたか?
聡様:書類を読むのが大変でしたね。
法律用語が多くて、なかなか頭に入ってきませんでした。
実は私たち兄弟は帰国子女で、漢字があまり得意じゃないというのもあって。
でも、説明の仕方が分かりやすかったので、助かりました。
家族信託について、お父様の反応はいかがでしたか?
奈々様:父には何度も説明しました。
父は信託銀行に勤めていたことがあったので、信託という言葉に色々と思うところがあったようです。
でも、「これはお父さんのため、財産を守るためなんだ」と根気強く説明しました。
最終的には理解してくれて、問題なく進みました。
家族信託を終えて
ご家族の皆様で協力して手続きを進められたとのことですが、普段からご兄弟は仲が良いんですか?
奈々様:どうでしょう(笑)。
姉弟ではよく話しますね。
特に、親が高齢になってきてからは、色々相談するようになりました。
家族信託の手続きをきっかけに、お父様の財産について初めてきちんと把握されたそうですね。
奈々様:最初は「資産凍結されるらしい」という話から、「ちゃんと知っておかないと」ということになり、財産を書き出すことにしたんです。
その上で、マンションの資産価値なども事前に調べて、準備万端で臨みました。
家族信託を終えて、今の心境はいかがですか?
聡様:もう、随分気持ちが楽になりましたね。
肩の荷が下りた感じです。
奈々様:「これで一安心だね」と話しています。
弟も、私が倒れないか心配していたので、それが一番の安心材料になったようです。
最後に、これから家族信託を検討される方に何かアドバイスがあればお願いします。
奈々様:やはり、早めに検討するのが一番だと思います。
心配事は後になればなるほど大きくなるので、認知症という言葉を聞いたら、すぐに考えてもらえたら安心できるんじゃないかなと。
聡様:まずは情報収集ですね。
ネットで色々調べて、ChatGPTなども活用して、メリット・デメリットを整理すると良いと思います。