この記事では、おやとこを実際にご利用になったお客様・河原様の事例を、インタビューを通してご紹介いたします。
目次
きっかけは父の変化と母の入院
まず、「家族信託」について知ったきっかけをお伺いできますか?
河原様: 父に少しずつ物忘れが見られるようになったんです。
でも、「自分の親に限ってそんなことはない」と、どこか思い込んでいました。
その後、母が一時期入院することになり、その後の父と母の生活を考えたとき、このまま2人だけではこの生活を続けられないんじゃないかって、思い始めました。
そこで、弟とも話して、私の住む福岡のマンションに空きが出たら、父と母を呼んで近くで面倒をみよう、ってことになったんです。
母はすぐに了解してくれて、父には何度も説得して、実際に福岡に引っ越してきてもらいました。
引っ越してきて3ヶ月くらいは馴染んでもらうのに必死だったんですけど、あるとき両親がもう実家に戻ることはないんだなと思ったんです。
そうなると、実家を空き家にしておくメリットもないし、これからの生活費や介護費も考えると、実家を売却する必要があると気づいたんです。
家族信託との出会い
河原様: 実家の売却について調べる中で、司法書士や公証人に本人の「判断能力なし」 と判定されてしまうと、不動産を動かせなくなることを知りました。
そんなとき、「家族信託」というものをおやとこのホームページで知ったんです。
家族信託の仕組みについて調べていくうちに、もうこれしかないって思って。
後見制度についても調べたんですけど、後見人に士業の方が就く場合が多いことや、財産を簡単に動かせなくなるということを見たんです。
特に預金を使い終わらないと、不動産を売却するのは難しいということも聞きました。
私は実家をまず売却したいと考えていたので、家族信託しかないなと思いました。
そこで最初にホームページを見たおやとこにすぐ電話したんですよ!

福岡に拠点があるという安心感
河原様: 最初、「福岡でも対応してくれるのか」という不安がありました。
でもお電話で問い合わせると、「福岡支社の山口(弊社コンサルタント)が担当します!」と言ってくれて。東京だけでなく福岡にも会社があるところなんだと分かって、安心しました。
やはり、福岡にも拠点があるということが、安心感にもつながったのでしょうか?
そこは重要です!
直接、専門家の方が来てくれるっていうのが、よかったです。
やっぱり、会った方が話もしやすいですし。
初回のご面談からは、すぐに家族信託をするということになったのでしょうか?
そうですね、契約手続きまでスムーズに進みました。
もう家族信託をやるっていう思いで、電話をしたこともあって、迷いはなかったですね。
それでも、父が最終的に承諾してくれるかという不安はありました。
親にとっては自分の財産なので、それを子に家族信託するっていうのは、「元気なのになんでだ。」と迷うと思うんですよね。
ただそこも、山口さんが丁寧に説明をしてくださって、無事に締結することができました。
母もすごく感謝してるんです。
母に、「家族信託したお金があるから、今後介護のお金かかってきても、まずこのお金を使えるから。」って伝えたら、ものすごく安心してたんですよ。
あと、弟も家族信託のことを調べてくれて、「私がやっていいの?」って聞いたら、「お姉ちゃんのところに両親がいるんだから、お姉ちゃんが管理するのが正しい。任せる。」って言ってくれたんです。
実家売却に対する想い
ご実家の売却にはいろんな想いがあったとお伺いしました。
河原様: はい。実家は両親が初めて建てたマイホームだったんです。
なので、両親も思い入れがあったと思います。
でも母は、結果として父のためになるならと、売却を決断してくれました。
もちろん本当は実家で、父と2人で暮らしたかったと思うんですけどね。
実家を売ることは私としても胸が痛かったです。それでも、売却したお金は父と母のために使うから、という思いで何とか売却に踏み切ることができました。
その実家の売却も、おやとこさんにお願いしたら、安心して進められました。
家族信託で自分に任された不動産をすぐ売却しようと思っても、どうしていいかわかんないんですよ。
でも家族信託を無事締結して、不動産を私が動かせるってなったときに、おやとこの竹本さん(弊社不動産担当)が来てくださいました。
不動産売却の仕組みとか、手数料の取り方とか、全部一から説明してくださいましたね。
その後、すぐに動いてもらって、売却もスムーズに行きました。
おやとこにたまたま巡り会えて、すぐ電話をかけることができてよかったなと思っています。