この記事では、おやとこを実際にご利用になったお客様・伊東様の事例を、インタビューを通してご紹介いたします。
目次
家族信託を検討するきっかけ
弊社にお問い合わせいただいたきっかけからお伺いできますでしょうか？
伊東様： 父が亡くなり、私が基本的に金融機関で相続手続きをしていました。
同時に、母の入居施設を探していたのですが、その施設の紹介会社の方から、認知症が進むと資産が凍結される可能性があるという話を聞き、資金確保のために家族信託を検討し始めました。
そのあと、郵便局で手続きをしていた時に、家族信託についてのパンフレットをもらいました。
施設の紹介会社の方から聞いていた話と繋がって、「これだ！」と思い、弟に相談しました。
私と弟は関東、母は福岡、と離れて暮らしていたので、電話などで連絡を取り合いながら、できるだけスムーズに進められる方法を探しました。
家族信託について、どのようにお調べになりましたか？
伊東様： 全くのゼロからのスタートでした。
まずは家族信託とは何なのかを知る必要があったのですが、ネットの検索結果には、家族信託の説明とサービスを提供している業者の紹介が混在していて、何から手をつけていいか分かりませんでした。
家族信託を扱う事業者も、司法書士事務所、税理士事務所、民間企業など多岐にわたりますよね。
伊東様： そうなんです。
そのような中で、弟が御社のホームページを見つけました。
家族信託について分かりやすく解説してあったので、「ここがいいんじゃないか」と話していました。
私も色々調べ、最終的には、専門家の方に頼む方がいいと判断しました。
家族信託の会社選び
家族信託の会社は、弊社の他にも比較検討されましたか？
伊東様： はい、御社の他に、関東の司法書士事務所と、福岡の司法書士事務所に問い合わせをしました。
弊社を選んでいただいた決め手は何だったのでしょうか？
伊東様： 問い合わせの電話で対応してくださった方の感じがとても良かったのと、オンライン面談を担当してくださった山口さん（担当コンサルタント）の説明が分かりやすかったことです。
他の事務所では、母の状況などこちらの状況を細かく聞かれましたが、御社はそういった事情だけでなく、私たちの心情にも配慮した提案をしてくれたので、安心できました。
あと、見積もりが明確だったことと、山口さんがエージェントとなって、私たちにとって最善の方法を提案してくれたことも大きかったですね。
専門知識も豊富で、様々な銀行の事情も知っていて、信頼できると思いました。
最終的には、弟とも相談し、「もう、ここに任せて大丈夫そうだね」と話をしました。
不要なものは省いて、最低限のものを積み重ねるスタイルで進めてくれたのも、安心できました。
不動産売却の検討と「おやとこ」への依頼
家族信託の手続きと並行して、不動産の売却についても検討されていたのでしょうか？
伊東様：元々、父がお店を営んでいた土地が福岡にありました。
父が亡くなってお店を閉めた後、駐車場や賃貸にしたいといったオファーが色々なところから来ていました。
将来的には、この土地を売却して母の施設の費用に充てたいと考えていましたが、慌てて売る必要はないと思っていたので、まずは土地を貸して収益を母の介護に充てることも考えていました。
その中で、おやとこに不動産売却の相談をされたきっかけは？
伊東様：世の中の情勢が変わってきたので、この土地を売却した方が良いのではないかという話になりました。
そのとき、以前山口さんが「不動産も分かりますから、困ったら言ってくださいね」とおっしゃっていたのを思い出したんです。
私たちには福岡の不動産に関する土地勘や感覚がなかったので、いくらぐらいで売れるのか、といった情報を持っているかもしれないと思い、別の打ち合わせの終わりに質問してみたのがきっかけです。
そこで、弊社の不動産担当者をご紹介されたのですね。
伊東様：竹本さん（不動産担当）をご紹介いただきました。
竹本さんからは、土地の活用実績があることや、地元の不動産屋さんとは違う活用ができるというお話を聞きました。
実は、福岡には、ちょっと「ワイルドなエリア」という印象があり、複雑な勢力図があるのではと、リスクも感じていました。
その点、おやとこさんは東京の会社なので、クリーンで信頼できると感じました。
囲い込みなどせず、誠実に対応していただけるだろうと見積もりの段階で感じたので、信頼してお願いすることにしました。
結果的に、交渉をうまくしてくださっています。
家族信託の手続きを終えて
実際に手続きを進めてみて、いかがでしたか？
伊東様：おかげさまで、特に問題なくスムーズに進めることができました。
動かそうと思っていた証券は、情勢で相場が変わってしまったので、今塩漬けにしています。
ただ、動かそうと思えばいつでも動かせる状態なので、そこは安心しています。
最後に、これから家族信託を検討される方に何かアドバイスがあればお願いします。
伊東様：家族信託は、認知症になってからでは遅いので、元気なうちに検討しておくことが大切だと思います。
信頼できる専門家を見つけて、納得いくまで相談することをおすすめします。
