「おひさぽ」などを運営するトリニティ・テクノロジー株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役CEO:磨和寛、以下トリニティ・テクノロジー)は、配偶者やお子様がいない高齢者(65歳以上)の男女100名を対象に、おひとりさま高齢者の終活に関する意識調査を実施しましたので、お知らせいたします。

調査サマリー

資産1000万円以上の配偶者やお子様がいない高齢者(おひとりさま)のうち64%が終活を検討していることがわかった。

終活への不安の第1位は「自分のことでなるべく他人に迷惑をかけたくない」であった。

「おひとりさまサポート」には約6割が興味があり、特に「身元保証」への興味度が高い。

調査概要

調査概要:おひとりさま高齢者の終活に関する意識調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2023年8月17日〜同年8月18日
有効回答:資産1000万円以上の配偶者やお子様がいない高齢者(65歳以上)の男女100名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

≪利用条件≫
1.情報の出典元として「おひさぽ」の名前を明記してください。
2.ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://trinity-tech.co.jp/ohisapo/

おひとりさま高齢者、「終活について考えている」と64.0%が回答

「Q1.あなたの終活の検討状況を教えてください。」(n=100)と質問したところ、「終活について考えていて、実際に準備もしている」が13.0%、「考えてはいる」が51.0%という回答となりました。

あなたの終活の検討状況を教えてください
  • 終活について考えていて、実際に準備もしている:13.0%
  • 考えてはいる:51.0%
  • まだ考えていない:31.0%
  • わからない/答えられない:5.0%

終活への不安、「他人に迷惑をかけることへの不安」が約6割で最多

「Q2.あなたは終活において、どのような不安を感じていらっしゃいますか。(複数回答)」(n=100)と質問したところ、「自分のことでなるべく他人に迷惑をかけたくない」が59.0%、「自宅などで倒れた後に、誰も見つけてくれない孤独死が不安」が50.0%、「認知症を発症することで1人で生活ができなくなるか不安」が35.0%という回答となりました。

あなたは終活において、どのような不安を感じていらっしゃいますか
  • 自分のことでなるべく他人に迷惑をかけたくない:59.0%
  • 自宅などで倒れた後に、誰も見つけてくれない孤独死が不安:50.0%
  • 認知症を発症することで1人で生活ができなくなるか不安:35.0%
  • お葬式、納骨、遺品整理など死後の作業が不安:25.0%
  • 終活について相談できる相手がいない:22.0%
  • この先お金が足りるか、年金で生活ができるか不安:21.0%
  • 介護施設への入所や病院への入院の際の身元保証人がおらず不安:17.0%
  • その他:1.0%
  • わからない/答えられない:8.0%

有料老人ホームや高齢者向けの住宅入居の身元保証制度、71.0%が「知っている」と回答

「Q3.あなたは有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などに入所する際、多くの場合に身元保証人が必要なことを知っていますか。」(n=100)と質問したところ、「知っている」が71.0%、「知らない」が27.0%という回答となりました。

あなたは有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などに入所する際、多くの場合に身元保証人が必要なことを知っていますか
  • 知っている:71.0%
  • 知らない:27.0%
  • わからない/答えられない:2.0%

約4割が身元保証人・サービスを未確保

「Q4.あなたには、有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などに入所する際の身元保証人はすでにいらっしゃいますか。」(n=100)と質問したところ、「いる(親族、友人など)」が53.0%、「いる(身元保証サービスを契約済み)」が3.0%、「いない」が37.0%という回答となりました。

あなたには、有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などに入所する際の身元保証人はすでにいらっしゃいますか
  • いる(親族、友人など):53.0%
  • いる(身元保証サービスを契約済み):3.0%
  • いない:37.0%
  • わからない/答えられない:7.0%

7%が任意後見契約を締結済み

「Q5.あなたは将来、万が一認知症などになった時に備えて、成年後見人(任意後見人)を決めていらっしゃいますか。」(n=100)と質問したところ、「決めていない」が87.0%
、「決めている(任意後見契約を締結済み)」が7.0%という回答となりました。

あなたは将来、万が一認知症などになった時に備えて、成年後見人(任意後見人)を決めていらっしゃいますか
  • 決めている(任意後見契約を締結済み):7.0%
  • 決めていない:87.0%
  • わからない/答えられない:6.0%

約3割が亡くなった後の手続きの依頼先を決めていない

「Q6.あなたには、亡くなった後、お葬式・納骨・遺品整理・各種解約手続き等について、お願いできる方はいらっしゃいますか。」(n=100)と質問したところ、「いる(親族、友人など)」が58.0%、「いる(死後事務サービスを契約済み)」が5.0%、「いない」が32.0%という回答となりました。

あなたには、亡くなった後、お葬式・納骨・遺品整理・各種解約手続き等について、お願いできる方はいらっしゃいますか
  • いる(親族、友人など):58.0%
  • いる(死後事務サービスを契約済み):5.0%
  • いない:32.0%
  • わからない/答えられない:5.0%

約6割がお葬式・納骨・遺品整理・各種解約手続きなどを家族の代わりに行う「おひとりさまサポート」に興味

「Q7.あなたは、おひとりの高齢者の方が安心して暮らすために、日々の見守り、介護施設等の身元保証、任意後見、お亡くなりになった後のお葬式・納骨・遺品整理・各種解約手続きなどを家族の代わりに行う「おひとりさまサポート」のサービスに興味がありますか。」(n=100)と質問したところ、「非常に興味がある」が11.0%、「やや興味がある」が46.0%という回答となりました。

あなたは、おひとりの高齢者の方が安心して暮らすために、日々の見守り、介護施設等の身元保証、任意後見、お亡くなりになった後のお葬式・納骨・遺品整理・各種解約手続きなどを家族の代わりに行う「おひとりさまサポート」のサービスに興味がありますか
  • 非常に興味がある:11.0%
  • やや興味がある:46.0%
  • あまり興味がない:27.0%
  • 全く興味がない:5.0%
  • わからない/答えられない:11.0%

約6割がおひとりさまサポートのうち「身元保証」に興味

Q7で「非常に興味がある」「やや興味がある」と回答した方に、「Q8.おひとりさまサポート」で興味があるものを教えてください。(複数回答)」(n=57)と質問したところ、「身元保証」が57.9%、「死後事務支援」が56.1%、「生活事務支援」が49.1%
という回答となりました。

約6割がおひとりさまサポートのうち「身元保証」に興味
  • 身元保証(病院への入院や施設入所の際に求められる身元保証人になるサービス):57.9%
  • 死後事務支援(亡くなった後、知人への連絡・お葬式・納骨・遺品整理・各種解約手続き等の手続きを代行するサービス):56.1%
  • 生活事務支援(病院の入退院手続き、介護施設への入退所手続き、役所への手続きなどのサポート):49.1%
  • 任意後見(将来認知症になった時に生活、療養看護、財産管理などについて、後見人として終身サポートをする契約):43.9%
  • 日々の見守り(定期的な連絡や、見守りシステムの導入など):42.1%
  • 財産管理(長期入院、介護施設への入居、身体に不自由があり出歩けない場合などに、預金の管理や代理人として司法書士などの法律の専門家が預金引出し・支払いなどを行うサービス):38.6%
  • 尊厳死宣言書(病気が「不治かつ末期」になったときに、自分の意思で死期を延ばすだけに過ぎない延命措置はしてほしくない、という意思を表示するための宣言書を書いて担当医師に引き渡しをするサービス):29.8%
  • その他:0.0%
  • わからない/答えられない 8.8%

まとめ

今回は、資産1000万円以上の配偶者やお子様がいない高齢者(65歳以上)の男女100名を対象に、おひとりさま高齢者の終活に関する意識調査を実施しました。

6割以上の方が終活について「検討中」と回答し、終活における不安としては「他人に迷惑をかけたくない」が59.0%で最多となり、他には「孤独死への不安」や「認知症などの病気への不安」が挙げられました。

また、有料老人ホームや高齢者向け住宅に入所する際に必要な身元保証人の制度に関しては、7割以上の方が「知っている」と回答しました。

さらに、身元保証人を準備されている方は約6割を占めるのに対し、認知症などになった際の備えとして成年後見人を立てている方は、7.0%に留まりました。

そして、家族の代わりに高齢者の生活の見守りや手続き等を行う「おひとりさまサポート」に関して約6割の方が興味を示し、特に「身元保証」や「死後事務支援」への興味が多く集まりました。

今回の調査では、配偶者やお子様がいらっしゃらない高齢のおひとりさまの終活において、「他人に迷惑をかけてしまうこと」や「孤独死」「認知症などの病気によって生活できなくなること」への不安が明らかになりました。

身元保証人に関する情報の認知度は高く、準備されている方が多い一方で、成年後見人に関しては未定の方が多く、終活で不安を解消する手段として、身元保証や死後事務、日々の生活の見守りを行うサービスに興味のある方が多い実態が明らかになりました。

終活の手段の1つとして、外部のサービスのご利用を検討する人も今後増加するでしょう。

家族の代わりにずっと寄り添う「おひさぽ」

日本では高齢化や未婚率の上昇に伴い、おひとりの高齢者が増加しています。

2021年時点で単身又は夫婦のみ高齢者世帯は1,500万世帯を超え、そのうち約17.2%の270万世帯が子供のいない高齢者世帯であるなど、おひとりの高齢者数が増加し、課題が山積しています。
このような課題を解決するために「おひさぽ」が生まれました。

「おひさぽ」は、”家族の代わりにずっと寄り添う”をテーマに、おひとりの高齢者への支援を「7点セット」で行います。

見守り、身元保証、生活事務支援、財産管理、任意後見、尊厳死宣言書、死後事務支援の7つのサービスをお客様の生活状況に応じて組み合わせ、おひとりの高齢者の方が安心して暮らすことができるよう、家族の代わりにずっと寄り添いサポートするサービスです。