ホームヘルパーを保険外(自費)で利用する場合、1時間あたり3,000円〜7,000円程度が一般的な相場です。
保険外(自費)であれば、介護認定の有無に関わらず、以下のようなケースでもヘルパーによる介護や生活支援を受けられます。
「離れて暮らす家族(親)の様子が心配」
「自身の仕事や家庭もあるため、本人を十分にサポートしてあげられない」
「介護保険の枠外でのサポートも受けたい」
本記事では、ホームヘルパーを保険外(自費)で依頼したいと考えている方へ、具体的な料金や、事業者を選ぶ際のポイントを解説します。
利用頻度別に、トータルでかかる料金のシミュレーションもご紹介しますので、ぜひご確認ください。
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目次
保険外(自費)でホームヘルパーに依頼する料金は?
保険外(自費)のホームヘルパーの料金は、事業者によって異なりますが、1時間あたり3,000円〜7,000円程度が目安です。
この「1時間あたり」や「1回あたり」の基本料金に加えて、介護スタッフの交通費や訪問時間帯に応じた割増料金がかかるケースが多くみられます。
1時間あたりの料金目安
上述の通り、1時間あたりの料金は3,000円〜7,000円程度が目安です。
加えて「最低2時間以上の利用が必要」など、事業者によって条件が定められている場合もあります。
例えば、1時間3,000円の場合でも、最低2時間の利用が必要な場合は、1回につき最低6,000円かかることになります。
1時間あたりの単価に加えて、最低利用時間などの条件がないか、確認しておきましょう。
基本料金以外にかかるその他の費用
保険外(自費)でホームヘルパーに依頼する場合、基本のサービス利用料に加えて、交通費や訪問時間帯に応じた割増料金が発生するのが一般的です。
スタッフの移動コストや、早朝・夜間・休日などの稼働には人件費の上乗せが必要となるためです。
具体的には、以下のような追加費用が発生します。
| 項目 | 料金設定の例 |
|---|---|
| 交通費 | 実費または1回一律770円〜1,100円程度 |
| 早朝・夜間割増 | 基本料金の25%程度増 |
| 深夜帯割増 | 基本料金の50%程度増 |
| 土日祝日割増 | 基本料金の25%程度増 |
| スタッフ指名料 | 300円〜400円 |
| 直前予約 | 基本料金の40%程度増 |
| 延長料金 | 基本料金の25〜50%程度増 |
事業所によって料金設定は異なるため、契約の際には必ず詳細を確認しましょう。
また、定期的な利用の方が、単発利用と比較して料金が抑えられる場合があります。
その点からも、継続して利用したいと思える優良な事業者を見つけることは、大事なポイントです。
※事業者を選ぶポイントは後段で解説していますので、ぜひご参照ください。
介護保険サービスとの違い
保険外(自費)でホームヘルパーを利用する場合と、介護保険の枠内で利用する場合の大きな違いは、費用とサービスの柔軟性です。
介護保険は所得に応じて1〜3割の負担で済みますが、保険外サービス全額(10割)利用者の自己負担となります。
費用は割高になりますが、その分、介護保険の枠にとらわれず、以下のような日常生活の支援も柔軟に依頼できることがメリットです。
- 家事の代行
- 庭の草むしり
- 大掃除
- ペットの世話
- 趣味への同行・話し相手など
介護保険外サービスの内容については、以下の記事でも詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
介護認定なしでも受けられるサービスの種類・内容・費用相場を徹底解説!
介護認定なしでも受けられる民間・公的サービスの種類や費用、活用例を解説します。「親の生活や体調が心配だけど、介護認定を受けていない」という場合でも、適切に自費サービスを活用することで親も自分自身も安心できる生活を実現しましょう。
保険外(自費)でホームヘルパーを利用した場合の料金をシミュレーション
実際のコスト感を把握するため、利用頻度別に1ヶ月あたりの料金をシミュレーションしてみましょう。
ここでは基本料金を1時間4,000円、交通費を1回1,000円として計算します。
単発利用の場合の料金目安
「どうしても家族がサポートできない時間がある」「まずは試してみたい」という場合に1回のみ利用する場合を想定します。
※1時間あたり4,000円、交通費一律1,000円/1回の場合
| 項目 | 料金目安 |
|---|---|
| 基本料金 | 4,000円×2時間=8,000円 |
| 交通費 | 1,000円 |
| 合計 | 9,000円 |
最低利用時間が2時間の場合は「4,000円×2(時間)」+「交通費」がかかります。
なお、当日や前日などの急な依頼の場合は、追加料金がかかるケースもあります(25%増で2,000円程度)。
週に2回(月10回)2時間利用する場合の目安
掃除・買い物・調理などで週に2回、1回2時間利用するケースでは、以下のようになります。
※1時間あたり4,000円、交通費一律1,000円/1回の場合
| 項目 | 料金目安 |
|---|---|
| 基本料金 | 4,000円×2時間×10回=80,000円 |
| 交通費 | 1,000円×10回=10,000円 |
| 合計 | 90,000円/月 |
週2回のペースは、部屋の清潔保持や冷蔵庫の食材補充にちょうど良く、離れて暮らす家族の安否確認としても利用できます。
介護保険のサービスだけでは足りないときに、限度額をオーバーした分を補うという使い方も可能です。
毎日(月30回)2時間利用する場合の目安
毎日の入浴介助や話し相手、服薬確認など手厚いケアを依頼する場合の目安です。
※1時間あたり4,000円、交通費一律1,000円/1回の場合
| 項目 | 料金目安 |
|---|---|
| 基本料金 | 4,000円×2時間×30回 240,000円 |
| 交通費 | 1,000円×30回 30,000円 |
| 合計 | 270,000円/月 |
単純な掛け算では高額になりますが、有料老人ホームに入居する場合(月20〜30万円)と比較検討される価格帯です。
月額契約(パック料金)や定期利用での割引プランを用意している事業所もあるので、うまく活用できると良いでしょう。
なお、これらはあくまで目安であり、詳しい料金は各事業所に確認することが重要です。
→こころのライフサポートの料金はこちら保険外(自費)の介護サービス事業者を選ぶ時の重要ポイント
介護保険外サービスは、事業者ごとにサービスの内容や料金の差が大きいため、慎重な比較が必要です。
契約後に後悔やトラブルがないよう、事前に確認しておくべきポイントを解説します。
料金体系が明確に提示されているか
ホームページ上の時間単価だけで判断せず、必ず資料請求や問い合わせを行い、オプションを含めた総額と内訳が明確な事業者を選びましょう。
基本料金は安くても、入会金や年会費、事務手数料など、想定外のコストが後から判明し、予算オーバーになる可能性があるためです。
「週1回の利用で月額いくらになるか」というように、実際の条件で複数社をシミュレーションし、契約前に詳細を比較検討することをおすすめします。
介護福祉士などの有資格者が対応しているか
家事代行ではなく身体的な介護ケアを求める場合、介護福祉士のような有資格者が在籍しているか確認しましょう。
保険外サービスは無資格でも開業できるため、事業者によって技術力に差が出る傾向にあります。
特に、入浴や移乗介助を頼む場合、資格の有無は安全に直結するため、重要なポイントです。
問い合わせの際に、有資格者の比率や研修体制を聞き、重度の介助や認知症ケアが必要な場合は、経験豊富なスタッフを指名できるかどうかも確認しておきましょう。
報告・連絡の体制が整っているか
サービス終了後に、どのような手段(電話、書面、メール、アプリ等)で当日の様子を報告してくれるかを確認しましょう。
自費(保険外)サービスは行政の監査が入りにくく、現場の対応が事業者の裁量に委ねられるため、報告体制そのものが「品質保証」の役割を果たします。
ただ「問題なし」と報告されるだけでは、サービス中の様子がわかりません。
- 食事内容や表情を写真付きで送ってくれる
- 入退室がリアルタイムでわかる
これらのように、デジタルツールを導入し、ケアを「可視化」している事業者も増えてきているので、検討材料とするのも良いでしょう。
必要に応じて、ケアマネジャーや介護保険サービス事業者としっかり情報共有を行い、連携している事業所もあります。
これらの連携・報告体制も、事業者を選ぶポイントとして重要なポイントです。
問い合わせからサービス開始までの流れ
保険外サービスは行政の手続きが不要なため、スムーズに導入できます。
一般的な利用の流れは以下の通りです。
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| 1.相談・見積もり | ・電話やWebから問い合わせる ・希望内容を伝えて、サービス内容や費用を確認する |
| 2.面談・プラン作成 | ・担当者が自宅を訪問する ・ご本人の状況を確認し、正式なプランと見積もりを提示してもらう |
| 3.契約・開始 | ・双方が内容に納得すれば、契約に進む ・最短で問い合わせ当日や翌日から利用可能な場合もある |
急ぎの場合は、問い合わせの段階で「いつから開始したいか」について相談してみるのもよいでしょう。
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まとめ
ホームヘルパーの保険外利用は、1時間3,000円〜7,000円程度の費用がかかりますが、公的制度では手が届かない安全と安心を守るための有効な手段です。
認定を待たずに即日から利用でき、同居家族の家事や長時間の見守りなど、各家庭の事情に合わせた柔軟なケアが可能です。
介護による離職や共倒れを防ぐためにも、プロの手を借りることは決して「甘え」ではありません。
まずは複数の事業者に見積もりを依頼し、予算内でどのようなサポートが受けられるか相談することから始めてみましょう。
大切なご家族が住み慣れた家で自分らしく過ごせるよう、本記事を事業者選びの参考にしていただければ幸いです。
- 本人にお金がない場合、介護はどうすればいいですか?
- 一人で抱え込まず、まずは専門家に相談してください。
介護費用が工面できない場合でも、高額介護サービス費や利用者負担軽減制度など、利用できる公的制度はいくつか存在します。
ケアマネジャーや地域包括支援センター、行政の窓口などは、そうした経済的な悩みも含めて相談に乗ってくれます。
決して無理をせず、早めに支援を求めてください。
- 保険外(自費)のホームヘルパーは週に何回利用できますか?
- 回数制限はなく、契約次第で自由に設定可能です。
毎日の見守りはもちろん、「土日だけ」「退院直後の数日間だけ」といったスポットでの利用も選択肢のひとつです。
介護保険の限度額いっぱいまでサービスを使った後の「上乗せ」として併用したり、保険では認められない家事部分だけを自費で依頼したりするのも良いでしょう。
制度の隙間を埋める形で柔軟に設計することが可能です。
- 本人に認知症の疑いがありますが対応してもらえますか?
- 対応可能です。
介護保険の訪問介護は時間との勝負になりがちですが、自費サービスであれば時間をかけてゆっくりと関われます。
長時間の見守りや話し相手になる時間を設けられるため、ご本人の不安を取り除き、精神的な安定につながるケースも少なくありません。



