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INTERVIEW

【メンバーインタビュー】サービスに欠かせない家族信託コンサルタント部門を管掌。キャリアと今後の展望について

【メンバーインタビュー】サービスに欠かせない家族信託コンサルタント部門を管掌。キャリアと今後の展望について

国内初の家族信託用 財産管理サービス「おやとこ」を提供するトリニティ・テクノロジー株式会社。

家族信託コンサルタント部門を管掌している田中吉郎さんに、自身のキャリアや今後の展望についてインタビューしました。

【プロフィール】

田中吉郎(たなか よしろう)

日本大学法学部卒

三菱UFJ証券(株)にて勤務後、2012年トリニティグループに入社。

トリニティグループ内の法人役員を経て、トリニティ・テクノロジー執行役員に就任。

現在は家族信託コンサルタントが14名所属する部門を管掌。

【これまでのキャリア】

新卒ではご縁があり、大手証券会社へ入社しました。

当時はまだ明確に自分のやりたいことが分かっていなく、

ある特定の事業領域や商品に関わるのではなく

広い業界を知り色々な方と会うことができたらという思いと、

自分の得意分野を活かして自由に仕事ができたらという期待があり、

それが実現できる職場として希望しました。

入社をすれば自然にその環境に順応してそれなりにできていくだろうと思っていましたが、入社当初はあまり成果が出ず。

どちらかというと楽観的な性格なんですが、少し悩みましたね。。

それでも日々、目の前の目標のために仲間や先輩・上司の方と営業活動をして少しずつ成果もでるようになってきました。

ただ、そんな中でも漠然と「自分が本当にやりたいことができているだろうか」と疑問がありました。

ふとしたきっかけで、働き方の中に「自由さ」を求めていることに気付いたんです。

きちんとした「型」があり、そのルールに従い邁進する。

決められた道が用意されていることの有り難さを感じながらも、心のどこかで窮屈さを感じていました。

企業経営、ライフプラン、教育資金、老後資金…

お客様の資産を預かり運用していくことは、まさに人生をお預かりする重要な仕事です。

もっと深くお客様一人ひとりの人生に寄り添う仕事、

目の前のお客様にとって何が必要で最善なのかを自由に提案できる仕事とは何か。

そんな仕事をしたいと思うようになったのはその頃です。

決められたレールがない環境では、

試行錯誤し悩むことも増えるかもしれないけれど、

そういう仕事の仕方が自分らしいのではないか。

仕事でありながらも、とても「自由」で。

自分が持っているものを活用しつつ、人の役に立てる働き方。

考え続ける道を選び、歩いていきたい。

自由に自分らしく仕事ができるよう、新たな強みを習得するために学び直そうと決断。

【人生の転機】

ある時、仕事での訪問先で偶然、同じ大学・学部出身の先輩に出会ったんです。

その方は司法書士資格を取得し、開業していました。

偶然の出会いから意気投合し話を聞いていると、

司法書士や法律業界の広さ、面白さを知ることができました。

それと同時に、やってみたい!と強く惹かれたことを覚えています。

当時、24〜25歳。

自分にできることは何だろう。

今、踏みとどまるべきか突き進むべき時なのか。

たくさん悩み、多くの方と会って話をした結果「好きなことをやろう!」その信念に至り退職。

そして司法書士の勉強を開始。

安定した企業からの退職に伴い、周囲からは様々な声をもらいました。

それでも後悔はありません。

様々な出会いと悩みを乗り越えて、今こうして自分が自分らしく取り組むことのできる仕事に従事できているのですから。

【トリニティ・テクノロジーとの出会い】

証券会社を退職し、司法書士を目指して受験勉強に力を入れていた頃

勉強中も司法書士の世界に関わっていたいという思いからアルバイトを始めました。

それがトリニティ・グループとの出会いです。

資格をとったら独立、開業…という道を進む方が多い業界。

自分も同じように進むだろう。

合格したら新たな仕事が待っている。

勉強を始めた当初は漠然とイメージを膨らませていました。

だからこそアルバイトでありながらも、他にない絶好の学びのチャンス。

磨や梶原をはじめとした司法書士の近くで

「どんどん学んで自分のものにしていこう」と取り組んでいましたね。

心に響いたトリニティの在り方

受験勉強中心の生活を送る中、トリニティは本当に人が宝だ…そう感じました。

お客様を大切にする。

これはもちろんのこと、共に働く仲間がのびのびとしています。

コミュニケーションが大きな学び・仕事の材料となるんです。

法律に関わる仕事である点、一定の厳しさはありながらも

協力体制で全員が伸びていくことが実感でき、仕事にしっかりと反映できる。

そういうパワーと、仲間がいる心強さを知りました。

受験勉強をしながら「この業界で働いていくならトリニティしかない」そう思ったんです。

こうしてトリニティでも希望通り採用していただき、今があります。

私は本当に恵まれていると思います。

日々裁量権をもち任せてもらえる仕事も増え、自分の頭で考え進めていける環境。

それは周りの協力なしでは成立せず、後押ししてくれる仲間がいてこそ実現できています。

どんどんと楽しくなり、人の役に立つ仕事ができているという誇りも生まれました。

求めていた環境に出会えた

お客様一人ひとり、おかれている状況は異なります。

ベーシックな提案がしっくりくるケースもあれば、複雑で時間がかかる場合も然り。

お客様にとって最良の結果となるよう、見極める必要があります。

例え自社でのご提案が決まらない案件だったとしても、

お客様にとって必要なご提案ができることを第一に考え続けます。

場合によっては提携先の方を引き合わせたりと自分にできる最大限の事を柔軟に対応します。

これは磨や梶原を見て自分も実践してきたことで、

トリニティとしてのお客様への向き合い方や仕事の進め方に共感できる点の1つです。

今、見えている状況だけでなくお客様自身のご希望や想いに沿って、

自ら考え抜いた結果を提案し、喜んでいただける。

心からやりがいを感じる日々です。

この感覚に出会った時、改めて「自分がやりたかったことはこれだ!」と腹落ちしました。

【普段どんなお仕事をされていますか?】

現在は、家族信託コンサルタントが14名在籍するおやとこチームの統括を行っています。

私たちのミッションは「人×テクノロジーでずっと安心の世界をつくる」。

そのために「おやとこ」を提供し、普及させていく取り組みです。

おやとことは、アプリで管理できる家族信託専用の財産管理サービス。

家族に信託したお金や資産の管理を非常にスムーズに行うことができます。

これは国内発であり、国内唯一のアプリなんです。

スマホやタブレット、パソコンでの資産管理が実現できました。

何故このようなアプリが必要になったのかもお話させてください。

超高齢社会である日本では認知症患者1000万人の時代と言われ、

資産凍結リスクが大きな社会問題となっています。

高齢者がもつ財産が認知症により凍結されてしまうと

生活費や介護費用が捻出できない等、家族にとって大きな不安が生じます。

資産凍結のリスクがある認知症患者の保有資産割合は、なんと200兆円にも上ると言われているんです。

その社会問題を解決するしくみが「家族信託」というわけです。

不安や悩みを抱える人やご家族の数だけ、様々な状況と想いがあります。

ご家族の希望や財産への不安を「おやとこ」の仕組みを活用して

できるだけ手軽でスムーズな運用で、安心していただけるよう考え続けています。

ご家族の人生や法律に関わるので、判断がとても難しいケースもあります。

目の前の方にどうやったら安心を届けることができるのか?

我々のミッションとして力の限りお役に立てるよう、各々の強みを活かして協力し合っています。

【今後の展望】田中さんが考えるこれからの展望とは?

「ずっと安心の世界をつくる」。

これは私たちのミッションです。

おやとこという手段をもっと多くの方に知ってもらい、ぜひ利用していただきたい。

超高齢社会である日本において、問題解決のために使える手段は限られています。

重要なのは、財産を支えるインフラです。

ぜひ家族信託という仕組みを活用し、私たちの知恵や経験をも利用していただきたいですね。

トリニティ・テクノロジーが掲げる7つのバリューのうち、

我々家族信託コンサルタントチームは特に「顧客ファースト」が徹底できる集団でありたい。

メンバー全員が顧客に寄り添い「役に立ちたい」気持ちを持ち続けてほしいと願っています。

不安を抱えるお客様一人ひとりと向き合い、

全力で寄り添う気持ちは家族信託コンサルタントとして何よりも重要だからです。

【どんな人と一緒に働きたいと考えていますか?】

これまで様々な挑戦をしてきましたが、

どんな時も仲間に支えられ、そのおかげで自分自身を発揮してこれたと実感しています。

同じ目標に向かって協力し合い、一緒に作り上げてきました。

そんな仲間との時間や、お客様に喜んでもらえた時の嬉しさが

仕事の楽しさとなり自分自身のモチベーションになっています。

[1]向上心、突破力がある人

現状に満足せず「より良く変えていこう」と向上心がある人と共に働きたいです。

一言でいうと「GRIT(やりきる力)」を持っている人ですね。

何が問題で、今どの問題を優先すべきか。

どのルートで解決すると最適なのか?

悩みながらも、しっかりと突破していく力を持った人です。

[2]とことん考え抜くことができる人

次に、目の前の売上よりも「問題を解決しよう」と取り組む人ですね。

お客様自身がまだ気付いていない問題を発見したり、重要なポイントを洗い出して整理・解決していく。

お客様の財産は人生そのもの。

その重要性に向き合い、考え抜いた上でのご提案ができることが非常に重要です。

[3]人間としての優しさを大切にしている人

ITだけでは解決しきれないこともある重要な部分…

それは相手の気持ちに寄り添い、不安を取り除くコミュニケーションです。

おやとこは財産管理を行うアプリですが、

その仕組みの中にはご家族皆さんの互いを思う思いや温かい気持ち、優しさが込められています。

管理アプリであるとともに、1人1人の人生を支える重要な手段です。

資産を守り支えることは、その人・その家族を支えること。

1つとして同じ家族はなく、悩みも状況も異なります。

人間だからできるサポートもあれば、アプリの方が適しているサポート法もあるでしょう。

だからこそ、自分ができる最大限の「人間としての優しさ」を持ち続け、
同じ志を持つ人と働いていきたいと強く願っています。

[4]協力し合えるエネルギー

コンサルタントチームには様々なバックグラウンドをもつメンバーが揃っています。

お客様にとって最善のご提案ができるよう、私たちは各々の強みを発揮していきます。

新たなメンバーも続々と迎えており、近くて遠い…しかし親和性があり異なる強みを持つ。

そんな様々な業界経験をもつメンバーが集うチームはとても心強いです。

1人で悩むことなく、いつでもすぐにチームで相談し合い、

協力し合うことができる環境にとてもエネルギーを感じます。

士業法人からスタートした珍しい歴史をもつ会社ですが、堅苦しい雰囲気とは無縁です。

年齢も若手からベテランまでと幅広く、良い雰囲気に包まれています。

ここにもバリューの1つ「リスペクト」が反映されているなと感じますね。

[5]楽しく、そして自由に

今後も時代の変化とともに、急流や激流のような様々な変化も訪れるでしょう。

その中でも、より良い状態を目指して新たな局面を作り出していきたいと考えています。

また自分自身も変わり続け、新たな方向性・目標を見出していくことも必要とされるでしょう。

とことん挑戦をしていける仲間達と楽しく、そして自由に柔軟に、進んでいきたいですね。

イメージ

【さいごに】

私たちは「おやとこ」を通じて社会問題の解決を目指しています。

これからの日本の未来を担っていく私たちや、まだ学生の皆さんも、

超高齢社会、認知症社会、資産凍結など…

ニュースや勉強を通じて耳にしたことのあるフレーズだと思います。

だけど解決する方法ってあるんだろうか?

まだまだ知られていない部分が多いと思っています。

まずはこの社会問題を多くの方に知ってもらいたい。

そしておやとこは、その社会問題を解決することのできる

方法の一つであることを知ってもらいたいですね。

今すぐはイメージがわかなくても

今後多くの方にとって必ずと言って良いほど必要な知識であるからです。

財産や資産管理・承継へのアプローチとして

「おやとこ」は重要なインフラになっていきます。

「超高齢社会における資産凍結問題」

これは今後の日本において、更に需要が高まり避けては通れない社会問題の1つです。

社会問題を解決する仕事ができるって、本当に大きな取り組みでやりがいがあります。

社名でもある「トリニティ」には「三方良し」という想いが込められています。

お互いに「買い手よし、売り手よし、世間よし」のことです。

私たちのサービスはまさに「世間よし」を叶えることができます。

高齢化社会における世間に貢献することができるんです。

そんな誇りと責任をもって仕事しています。

ぜひトリニティ・テクノロジーであなたの力を発揮していただきたいです。

まずは気軽にご応募いただけると嬉しいです。社員一同、お待ちしています!